「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」この句をきけば誰もが法隆寺を思い出します。 法隆寺は日本の誇るべき世界遺産に登録をされています。 推古15年(607)、聖徳太子と推古天皇により創建されたと伝えられています。 しかし梅原猛著「隠された十字架 法隆寺編」では、 法隆寺は大きな謎に包まれている寺であるとし、 法隆寺は祟りの寺、聖徳太子の鎮魂の寺で太子の敵が太子を祭ったのであると書いています。 大変詳しく精密にその本の中で論拠を展開しています。 この著書に魅了され「神々の流竄」「地獄の思想」「水底の歌」など 興味を持ち読みました。 そして夫婦で平成22年3月に法隆寺を訪ねました。 |