最上稲荷

最上稲荷は、岡山県岡山市北区にある日蓮宗の寺である。
風光明媚な田園にたたずむ、高さ27メートルにも及ぶ巨大な大鳥居が出迎えてくれる。
正式名称は「最上稲荷山妙教寺」。岡山県内で唯一、明治初年の廃仏毀釈の被害を逃れた所といわれ、
日蓮宗系「神仏習合」の祭祀形態を現在も残している。

仏教の流れを汲む貴重な稲荷です。そのため、お寺でありながら鳥居をそなえ、
神宮形式の本殿(霊光殿)があるなど神仏習合時代の形態を数多く残しています。
伏見・豊川と並ぶ日本三大稲荷として、1200余年の歴史を紡いできた最上稲荷である。
本尊の「最上位経王大菩薩」は五穀豊穣、商売繁盛、開運など
多くの福徳をそなえています。


ずいぶんと前の話だが、最上稲荷に参拝するのに大変道中が渋滞していた。
初詣に大晦日の紅白歌合戦がすんで家族で車で出かけたが、
到着した時には既に明るくなり元日の初日の出を拝んだ記憶があります。
通常であれば30分程度で到着する距離であるのに。


 大鳥居 仁王門   
お水舎  本殿  本殿(霊光殿) 
本殿正面     
仁王門    最上稲荷山妙教寺 
   




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