「八雲立つ 出雲八重垣 妻込めに 八重垣造る その八重垣を」 という妻をめとった喜びの御歌から、『八重垣の宮』となりました。 日本の有名な神話に「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」がありますが、 8つの頭と尻尾をもつ大蛇(ヤマタノオロチ)に櫛名田比売命(クシナダヒメ)が生贄に されそうになったところを素戔嗚尊(スサノオノミコト)が救ったという話です。 素戔嗚尊と櫛名田比売命の夫婦が御祭神で、恋愛成就の大神として知られるパワースポットです。 八重垣神社の拝殿奥には、「鏡の池」という池があります。 この池で大人気なのは、紙の上に10円か100円を浮かべて 占う“縁占い”です。お願いごとを心の中で一つだけして、紙が沈むのを待ちます。 15分以内に紙が沈めば縁が早く、30分以上かかれば縁が遅いと言われています。 また、手前で沈めば近くの人と縁があって、流れて遠くで沈めば遠くの人と縁があるとも言われています。 八重垣神社には、形が違う夫婦椿が3箇所生えています。 2本の椿が地上で1本にくっついて、仲良く寄り添う夫婦のように見えることから、 夫婦椿と呼ばれています |